ネットワークエンジニア

Y・K さん(2011年度入社)

サーバは24時間365日、いつでも正常に問題なく動き続ける必要があります。
ネットワークエンジニアは、毎日サーバが正常に稼働しているかをチェックし、定期的にメンテナンスを行い、安定したIT環境を提供しています。また、技術的な問い合わせ対応などのサポートも行いますし、新技術検証の為にも新しい情報を吸収する力も必要です。

「正常・安定」を当たり前に

  私の主な仕事は社内インフラの整備と新技術の検証です。
社内インフラの整備では毎日サーバが正常に稼働しているかをチェックしたり、他部署からの技術的なQAに答えたりします。
迅速な対応のために現場に直接赴くこともあり、臨機応変な判断が求められます。
また、新技術検証では営業が商材に利用出来るような新技術を先行して検証、情報展開を行います。

やりがいと今後について

  配属される部署にもよりますが、私の働く部では自分の意見が採用されることが多く、そこにやりがいを感じます。
積極的に意見することで自分のやりたいことを仕事に出来ますし、結果に直結した時にはとても嬉しいです。
現在、誰が見てもわかりやすいマニュアル・手順書を作成しており、今後配属される方には、効率的に学習してもらえるよう準備を整えています。

いつも心掛けていること

  どのような事でも安定したやり方に落ち着いてしまうと、どうしてもそれ以上のことを求めることが難しくなってしまいます。
私は、情報収集をしてもっと効率的に出来ないかと継続的に向上させる「スパイラルアップ」の気持ちで新しい事を探すように心掛けています。
先輩方もそのような考えの方が多く、常に向上心をもって働くことが出来ます。

失敗から学んだこと

  少し前の事になりますが、サーバに新技術を取り込む作業を行いました。
検証は十分に行ったつもりでいましたがチェック漏れがあった為、その後のメンテナンス時間が予定よりかなり大幅に掛かってしまったのです。お客様への影響がなかったのは幸いでしたが、「ちょっとした油断が大きな影響に繋がる危険性がある」という教訓になりました。
その後は、検証には特に時間を掛けて行い、細かなチェックリストを作成、絶対に漏れがないように部内全体の仕様として統一することで同様のことは起こっていません。本当に準備がとても大切だと感じた出来事でした。

 

ある日のスケジュール
時刻スケジュール
08:40出社。
まずはメールのチェックを行います。連絡事項の確認や必要があればメールを返信します。
09:00サーバのログチェックを行い、エラーメッセージが出ていないか、外部からの不正アクセスからデータは守れているかなど、特に問題が起こっていないかシステム管理者としての確認を行います。
10:00来月、夜間メンテナンスが予定されているので、資料作成など準備を行います。
事前準備をすることでスムーズに作業出来るようになりますので、とても重要な作業です。
12:00昼食。
急なトラブル対応により休憩時間が変わる事もありますので、近くのお店でお弁当を買っておいて社内で食べる事が多いです。
12:45サーバー室に行き、物理的に稼働チェックを行います。
13:30他部署よりインターネットに繋がらないとの連絡がありました。
調査した結果、全社的なネットワークの問題ではないようなので、簡単な対応策を伝え、実施してもらいますが、改善されません。現場に直接赴き、対応する事にしました。
14:30無事にトラブルは解決しました。
トラブルによっては業務が滞ってしまう事もありますので、臨機応変な対応を心掛けています。
15:00社員のアカウント管理も業務の一つです。
様々な申請書が届きますので、その対応を行います。
その後に、新技術の情報収集を行い、検証を実施する事にしました。
18:00退社します。
夜間メンテナンス時や週末のメンテナンス前日には定時後にしか出来ない作業がある為に、残業する事もありますが、必要がない時にはあまり残業はしません。

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